メタルワン、日鐵商事、新日鉄 中国の鋼材加工拠点統合

11月7日18時46分配信 サーチナ

 鉄鋼総合商社のメタルワン(東京都港区、金田守司社長)は6日、日鐵商事(同千代田区、宮本盛規社長) <9810> 、新日本製鐵(同千代田区、宗岡正二社長) <5401> との間で、中国に持つ傘下のコイルセンター(鋼材加工拠点)の「上海嘉日鋼板製品有限公司」と「蘇州日鉄金属製品有限公司」の統合について合意したと発表した。

 現在、「上海嘉日鋼板製品」の出資比率はメタルワンが79.94%、日鐵商事が10.93%、その他が9.13%。「蘇州日鉄金属製品」は日鐵商事が90%、新日鉄が10%。今後は2009年1月末をめどに両コイルセンターの出資持ち分比率をメタルワン55%、日鐵商事35%、新日鉄10%に統一。経営の一体化によりコスト削減と中国華東地区での営業基盤の強化を図る。(編集担当:恩田有紀)

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