神鋼商事(8075)は08年10月安値に対する二番底形成の動き

3月23日8時30分配信 サーチナ

【株価診断】

■世界景気回復を徐々に織り込む動きも

 神鋼商事 神戸製鋼グループの製品を取り扱う商社。大阪、東京の両本社のほか国内に8支社・支店と、6出生所。海外にもシドニー、ブダベスト、ジャカルタ、ホーチミン、北京に事務所と11社の海外現地法人を持つ。
 09年3月期・第3四半期は売上高8350億7800万円(前年同期5286億1600万円)、営業利益73億3300万円(同70億5300万円)。セグメントでは次の通り。

 (1)鉄鋼部門=売上2446億8800万円(前年同期比21.3%増)。線材製品は下期に入り、自動車業界向け中心に需要が減少。鋼板製品も需要が減少、棒鋼も先安感で買い控えがあった。

 (2)鉄鋼原料部門=売上3243億1500万円(同340.1%増)。鉄スクラップは減少したが、合金鉄が増加。今年度から神戸製鋼向けに輸入鉄鋼原料の納入を開始。

 (3)非鉄金属部門=売上高1562億3800万円(同1.7%減少)。銅製品は半導体素材、自動車向け端子コネクター用鋼板条が減少。アルミ製品は空調用アルミ板条、液晶製造装置向けアルミ加工材が減少。

 (4)機械・情報部門=売上653億5800万円(同14.9%増)。機械製品は製鉄所向けの設備納入や化学機械の販売が堅調。情報産業関連商品は液晶電子材料や半導体検査受託ビジネスは減少。

 (5)溶材部門=売上439億7100万円(同18.5%増)。溶材は下半期に入り建設機械、自動車業界向けが減少したが、造船、化工機業界向けは堅調。関連の生産財も堅調。

■PER4倍弱、利回り5%台と割安顕著

 09年3月期は売上高は前期比42.9%増の1兆300億円、営業利益13.8%減の80億円の見通し。1株利益42.9円、配当は1円増配の年8円の方針。

 神鋼商事の株価は昨年10月の安値125円に対し、二番底を形成の動き。前週末の終値148円、PER3.4倍、利回りは5.4%と割安が目立つ。来年の上海万博を契機に中国での関連投資が活発化が予想され、景気にも明るさが出てくるものとみられる。ここは配当取りと、先行きの株価上昇を見込んで絶好の買い場といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社 Media-IR)

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