神戸鋼は7年ぶり当期赤字転落へ、販売減や繰税取り崩しなどで

4月7日19時25分配信 ロイター

 [東京 7日 ロイター] 神戸製鋼所は7日、2009年3月期の連結当期損益予想を130億円の黒字から320億円の赤字に修正した。鉄鋼やアルミ・銅、建設機械関連の販売数量減に加え、投資有価証券評価損、固定資産の減損処理の計上などが影響した。当期損益が赤字となるのは02年3月期以来7年ぶり。 
 連結売上高は2兆2000億円から2兆1700億円に引き下げた。鉄鋼やアルミ・銅、建設機械の販売数量の減少、機械関連事業での一部案件の2010年3月期へのズレ込みが発生した。
 また、棚卸資産で低価法を適用したことによる損失の拡大により、営業利益は1190億円から1110億円、経常利益は710億円から510億円にそれぞれ下方修正した。経常利益予想は、トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト7人の予測平均値629億円を下回った。
 当期損益については、投資有価証券評価損170億円、設備の稼働率が低下している長府製造所の鋼板事業など固定資産の減損損失156億円を特別損失に計上するほか、繰延税金資産370億円の取り崩しを行うため、赤字に転落するという。
 (ロイター日本語ニュース 清水律子記者)

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