6月8日12時59分配信 京都新聞
京都府舞鶴市千歳の関西電力舞鶴発電所2号機の建設現場で4日、鉄板2枚が倒れ、作業員3人が下敷きになって死傷した事故で、京都府警捜査1課は8日、鉄板は前日までの2倍の高さで、事故当日に初めて使われていたことを明らかにした。
府警は、鉄板が倒れないよう支える棒やボルト、溶接の強度が十分だったか、業務上過失致死傷容疑で捜査している。
府警によると、鉄板は高さ約9・7メートル幅約5メートル。高さは前日まで使っていた鉄板の倍で、重さは約2倍の約2・5トンだった、という。
事故現場では作業員が地面に置いた鉄板に鉄板2枚を垂直に取り付け、ガスの排気ダクトを組み立てていた。