眠れぬ夜に聴いて見て、安眠できた・眠れなくなった

眠れぬ夜、大人なら酒でも飲んで寝てしまえというところかもしれませんが、それだけでは体も心配。そんな時どうする?

 記者は、お笑い系の音源を愛聴。オススメは、松本人志と放送作家・高須光聖のラジオ番組をCD化した「放送室」。漫才でもコントでもなく、幼なじみのざっくばらんな会話が楽しい。布団の中で耳を傾けていると、不思議とエンディングまでたどりつくことができず心地よく夢の中へ。眠れぬ夜の「鉄板」と化しています。

 落語を挙げたのは、大阪府太子町のころさん(44)。ズバリ、桂米朝師匠の「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」。小学生のころ、落語好きのお兄さんのテープを寝る前に何度かけても、オチまで聴いたことはないそうです。1時間以上の長編、描かれるあの世をさまよいながら、眠りに落ちていくのも悪くない?

 逆にラジオで朗読されたホラー小説で眠れなくなったというのは、堺市南区のデコポンさん(60)。どこまで逃げても、謎の相撲取りが追いかけてくる筒井康隆の「走る取的(とりてき)」。スイッチを入れた夫は先に寝てしまって腹が立ったとのこと。眠りたい時に怖い作品は厳禁、これは教訓でしょう。大阪府高槻市のむにやさん(27)からは、NHKで放映された海外ドラマ「アリーmyラブ」。主人公がコーヒーを飲んでさっそうと歩く姿がカッコ良く、つられてコーヒーを飲むように。どんどん、眠りから遠ざかってしまったそうです。

 「中学のバドミントン部の引退試合、接戦で負けた夜、悔しくて眠れずにこの曲を聞いて涙が止まらなくなりました」

 大阪府枚方市の桔梗(ききょう)さん(16)はゆずの「栄光の架橋」。悔しさもいつか輝く日へのかけ橋なんだと、興奮してますます眠れなかったとか。あの夜の思いを大切に、高校進学後もバドミントンをがんばっているそうです。感動で眠れぬ夜もあるんですね。眠い目をこすっていた記者も、ちょっとパワーを分けてもらった気がします。

 次週は、「家族で盛り上がった『お笑い』のネタやギャグ」をテーマにお送りします。(篠塚健一)

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