県高校美術展が開幕

県内22高校の美術部員らが出品した「第44回県高校美術展」が13日、米子市末広町の米子コンベンションセンターで始まった。共同制作作品も含め、1~3年生約160人の油絵やデザイン画、彫刻など計146点を展示している。17日午後1時まで。

 最高得点の「國領賞」は米子工の5人が共同制作した鉄製彫刻「WYMAKT」が受賞。チョウの羽根を持つトンボをイメージした立体作品で、溶接や鉄板表面の削り方などの高い技術が評価された。

 このほか、8月に宮崎市で開かれる全国高校総合文化祭への出品作に、倉吉東1年木村早苗さんの立体「近未来コミック月刊マンガKING創刊号」など7点が選ばれた。木村さんの作品は、水泳の飛び込み競技を題材にした9コマの漫画を立体的に表現しており、来場者が関心を寄せていた。

(2010年1月14日 読売新聞)

スカイツリー、アンテナ塔の製造着々

東京都墨田区で建設中の東京スカイツリーの最上部に設置され、テレビ電波の送信アンテナを取りつける「ゲイン塔」の柱が12日、兵庫県伊丹市の佐々木製鑵工業本社工場で報道陣に初めて公開された。

 完成時に自立式電波塔では世界一の634メートルの高さになるツリーのうち、ゲイン塔は約130メートル。公開されたのは、円筒のテレビアンテナを取りつける6本の柱の一部となる鋼管だ。鋼管は直径約90センチ。厚さ約6センチの長方形の鉄板が、6500トンの圧力をかけて約40回プレスされ、30~40分かけて徐々に丸められていった。

 現在、ツリーの高さは264メートル。ゲイン塔の柱は今夏からタワー内部の空洞で組み立てが始まり、完成後、ワイヤで上部に引き上げられる。

(東京新聞)

横浜市の工場爆発の軽傷者は8人に

横浜市金沢区福浦の化学製品製造会社「日本カーリット」(東京)横浜工場で7日夕にあった爆発火災で、従業員の高橋哲也さん(36)ら6人と通行人1人、近くの工場の従業員1人の34~55歳の男性計8人が軽傷を負った。爆発の影響で、工場の建物8棟約2200平方メートルが全壊するなどした。神奈川県警金沢署で爆発の原因を調べている。

 同署などによると、工場内には当時、従業員14人がいた。爆発で付近の事務所でもガラス十数枚が割れ、約200メートル離れた場所にも工場のものとみられる鉄板が数枚飛んできたという。

 同社によると、工場は化学合成の触媒などに使われる過塩素酸を製造。敷地面積は約9900平方メートルで、工場5棟と倉庫6棟などがあった。

タイに白みそ、ちゃんちゃん焼きで養殖PR

和歌山県串本町の県潮岬青少年の家(山口和紀所長)は、需要が低迷している養殖マダイの消費拡大につなげようと、鉄板料理「タイのちゃんちゃん焼き」を施設の新たな看板メニューに加え、PRに乗り出した。

 同町ではマダイ養殖が盛んだが、近年は四国産に押されるなどして需要が減少し、魚価も長期間にわたって低迷が続く。最盛期に50ほどあった養殖業者も、今では半減しているという。

 このため、地産地消を兼ね、施設の利用者に地元の魚に親しんでもらおうと計画した。炭火で熱した特大の鉄板に油をひき、タイの切り身(約100グラム)を焦げ目が付くまでじっくりと焼く。その後、ニンジン、ピーマン、キャベツ、もやしなどの野菜を順番に乗せ、酒と砂糖を加えた白みそで味付け。バターを加えアルミホイルで約10分間蒸し焼きし完成する。

 16日の主催事業でのお披露目を前に開いた試食会には、観光協会や商工会の関係者らも参加。「おかずにも酒のつまみにもなる」「身が締まってうまいな」などと評判は上々だった。

 今回、調理を任された指導員尾崎学さん(29)は「タイにみそ味が合うのか心配だったが、まずまず好評でホッとしました」と手応えを感じた様子。同青少年の家では今後、施設のイベントや町の物産展などに出店してPRする予定で、山口所長は「少しでも地元の魚の消費拡大につなげていけたらうれしいですね」と話していた。

 希望があれば「ちゃんちゃん焼き」のレシピも提供する。問い合わせは同青少年の家(0735・62・6045)へ。

(2010年1月6日23時01分 読売新聞)

こんな福袋いらねぇ~! 毎年恒例のクレバリー福袋が酷すぎる

秋葉原で有名なパソコン関連ショップ『クレバリー』を知っていますか? この店は毎年福袋として『不幸箱』を販売しているんです。明確には『不幸箱』なので「福な商品」ではないのですが、福袋と同じ位置付けで販売している商品です。

  どうして『不幸箱』なんて名前なのか? それは、店や倉庫に転がっていたジャンク品や絶対に売れない不人気商品をかき集めて詰め込んだ福袋(?)だからです。いらない品物ばかり詰め込んでいるのですから、さすがに福袋とは呼べませんね。

  2009年の年末、『クレバリー』は2010年用の『不幸箱』を販売しました。しかも前年より不幸度がパワーアップしたため、『不況箱』と名称を変更しての登場です。この『不況箱』の購入には事前予約が必要で、購入した人の家に2010年の元日に届くようになっています。

  そして元日、続々と購入者の家に『不況箱』が届きました。もちろん、『不況箱』ですから購入者は中身をあてにしていなかったとは思いますが、それでもあまりに中身が酷いため、ショックを受ける人たちが続出するという事態に発展したのです。前年までの『不幸箱』や福袋も含めていくつか例をあげますと……。

・例1
LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、鉄板、鉄板、鉄板、鉄板、鉄板、マウス。

・例2
アンパンマンのオモチャ、男の右脳ドリル、使える男の英会話、機動戦士Zガンダム・タイピングゲーム、おサイフケータイスキミングブロックほか。

・例3
アンパンマンのオモチャ、512メガのマイクロSDカード、ゴム靴、機動戦士Zガンダム・タイピングゲームほか。

・例4
アンパンマンのオモチャ、『goo』IDメモリー、能力を高めるIQ診断、おサイフケータイスキミングブロックほか。

・例5
アンパンマンのオモチャ、『Skype』スターターキット、『ディノクライシス』、おサイフケータイスキミングブロック、ヘッドフォンほか。

  あまりに酷い内容ですが、今回は当たりの品物も入っていたようで、高額なパソコン機器が入っていた人もいたようです。しかし、福袋として売っているのにまったく得した気分になれない福袋もありますし、最初から期待しないで買える福袋があるのは面白いし、むしろ良心的ですよね。(情報提供:ロケットニュース24)