京橋の人気鉄板鍋専門店が3周年-TKO木下さんの兄が経営

5月27日12時15分配信 京橋経済新聞

 A store planning(大阪府寝屋川市)が展開する京橋の鉄板鍋専門店「鉄板鍋づくし 京橋店」(大阪市都島区東野田3、TEL 06-6357-2535 )が、5月25日で3周年を迎えた。

 モツ鍋、てっちりなど鍋料理激戦区の京橋で、「鉄板鍋の専門店」として国道1号線沿いにオープンしたのは2006年。社長は松竹芸人・TKOの木下さんの兄。「これ一本で勝負している」(店長の乾さん)という本家本元の名物鉄板鍋を求めるカップルや宴会客などで人気を集めている。

 同店の鉄板鍋発祥地である寝屋川店では、「最初、スタミナ鍋と呼ばれていた」(同)というように、ニンニクをはじめコラーゲン、カプサイシンなど「活力や美容にいいものがギッシリ入っている」(同)のが特徴。現在でも同社長しか知らないという秘伝のダシで煮込む赤センマイやテッチャン、新鮮な野菜などが、ビールと相性のいい濃い目の味付けで食欲をそそる。

 3周年を記念して同18日から約1週間「鉄板鍋半額フェア」も開催した。「3周年が迎えられたのは感謝感激。でもまだまだ3周年。鍋料理激戦区の京橋の地に、末長く根付く店を目指したい」(同)と意欲をみせる。

 営業時間は17時~翌1時。

トレーラー横転し鉄板20トン散乱 静岡

5月21日7時57分配信 産経新聞

 20日午前3時半ごろ、静岡県小山町上野の国道246号で、千葉県八千代市村上の運転手、横井孝徳さん(43)の大型トレーラーが横転し、積み荷のコイル状の鉄板(約10トン)2つが道路上に散乱した。横井さんは頭に軽傷を負った。御殿場署で原因を調べている。

 同署によると、現場は片側2車線のカーブで下り坂。横井さんは東京方面へ向かう途中だった。現場付近は約5時間にわたって通行止めとなり、最大約2キロの渋滞が出た。

人とくるまのテクノロジー展 世界の最新自動車技術に注目

5月20日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 □次世代エコカー開発、競争加速

 ■きょうから3日間 横浜で開催

 自動車に関する最新の技術や情報が一堂に集結する自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展」が20日から22日までの3日間、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)で開催される。自動車各社はもちろん、部品や材料メーカー、カーエレクトロニクス関連、テスティング、CAEソリューション企業、さらに海外政府関連および国内地方自治体など320社・団体が735小間にわたって出展の予定。自動車技術に関する情報交流の場として世界的に注目される存在であり、5万人以上の来場が見込まれる。主催は社団法人自動車技術会(JSAE)。開場は午前10時から午後5時まで。入場無料。

 “その先のテクノロジーが見える”自動車技術展を目指す今回は、多彩な企画を盛り込んだイベントがそろっている。参加者が燃費計を装着した車両を運転し、燃費に関するさまざまな情報を知ることができる「エコドライブ講習」をはじめ、エコカーの製品展示などを行う特別企画「最新くるまのエコ教室」が人気を呼びそうだ。

 自動車技術に関するフォーラムでは、ハイブリッド技術、次世代車、ロボット、低炭素社会、騒音振動、自動車リサイクルなど注目される最新の15テーマを掲げて講演が行われる。

 新製品・新技術紹介コーナーは連日、出展者の展示製品や技術情報を来場者により詳しく伝えるプレゼンテーションを通じて、展示ブースとの連動性を深める。22日限定で開催される、最先端のカーエレクトロニクス技術に焦点を絞った「カーエレクトロニクスワークショップ」も注目のコーナーだ。

 近年、事故や急ブレーキ時などに、その前後の映像や走行状況を記録するドライブレコーダが注目されている。「ドライブレコーダコーナー」では、その最新の技術動向と製品紹介を中心に情報発信される。

 「人とくるまのテクノロジー展」は、もともとJSAEの論文発表の場として開催された経緯があり、「春季大会学術講演会」はメーンイベントの1つとなる。今回は約400件の研究論文の発表が予定され、出展者による展示製品についての学術的な研究発表講演も数多く行われる。

 このほか、自動車技術に関する情報交流の場として、一般展示コーナーも開設される。企業間取引関係を超え、出展社と来場者がダイレクトにコンタクトできるステージとなっている。マーケティング開発やニーズとシーズのマッチングなど、ビジネスチャンスを切り開く絶好の機会として期待されている。 

 世界的な販売不振の続く自動車市場。一部で明るい兆しは見られるものの、厳しい状況に変わりはない。しかし、こうした時期にわが国の自動車業界はあえて開発強化へ乗り出す。キーワードは次世代環境車の開発と安全技術の向上。需要回復期を見据え、低迷の続く新車市場を切り開こうと、果敢な挑戦を繰り広げている。

 この動きを象徴するように、自動車業界では経営資源を研究開発へシフトする動きが目立ち始めている。具体的な開発テーマは、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)といったエコカーの開発、燃費の高効率化、コスト削減、安全技術の向上などだ。

 環境性能に優れた自動車を対象に、自動車重量税や自動車取得税などに関して特例を設ける減免措置「エコカー減税」が4月スタートした。政府が決めた「買い替え補助」とあわせ、日本自動車工業会(自工会)では、09年度に約100万台の特需効果を見込む。

 新車販売の低迷が続くなか、新税制などのフォローの風を受けて特需効果を現実のものにしようと、自動車各社のエコカー開発に力が入る。その代表がハイブリッド車だ。走行状況にあわせてエンジンとモーターを効率よく組み合わせたHVについて、燃費の低減や低価格化、品ぞろえの充実に拍車がかかっている。高級ブランドでのHVの開発も進んでいる。

 HVの燃費のよさを追求する手段として、車体には薄くて強く成形性に優れた軽量の高張力鋼板が使われ、エンジンやミッションなどにはアルミニウムなどを採用。部品点数の削減や素材の配分調整も試みられ、軽量化による燃費の向上とともにコスト削減を両立させている。屋根部分に太陽光発電パネルを搭載して、燃費の削減をさらに進めているHVも注目される。

 ■見逃せない安全対策技術

 一方、電気自動車については、世界の自動車需要の5分の1以上を擁する米国市場でも関心が急速に高まっている。EVの販売に向けて国内メーカーは、欧米を中心に普及のカギを握る充電ステーション設置などのインフラ整備とともに、現地自治体の協力のもとで走行試験を本格化させるなど、普及へ向けた取り組みを加速させている。

 また、クルマ開発で最重要課題の基本性能では、安全対策技術の研究開発に拍車がかかっている。とりわけ衝突に対する最先端技術では、前方に加えて斜め前方からの障害物検知をはじめ、事故を未然に防ぐ予防技術とともに、万一の事故時にもダメージレベルを最小限に抑える技術、さらに後部座席の安全性を高める機能なども一段と高度化している。ミリ波レーダーやCCDカメラといったエレクトロニクス技術が駆使され、運転者や同乗者はもちろん、歩行者の安全性もより一層高められている。

 自工会によると、09年度の新車需要は前年比8.0%減の429万7600台と、1977年度以来32年ぶりの低水準になるもよう。09年の世界需要は6000万台を割り込み、5500万台程度まで落ち込むとする予想もあるほどだ。こうしたなか、国内ではエコカーに関して減税策などによる約100万台の特需効果が期待されるといった明るい話題も現実味を帯びてきた。

 今回の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展」は、次世代環境車の開発競争も目の当たりにできる、またとないチャンスとなるだろう。

溶接の美しさや強度など競う 長岡京で府大会

5月17日10時49分配信 京都新聞

 府や府溶接協会など主催の「府溶接技術競技会」が16日、京都府長岡京市友岡1丁目の雇用・能力開発機構京都センターで開かれた。府内10社の技術者53人が、日々磨いてきた腕前を競った。
 溶接作業に携わる人たちの技術向上と親交を図るため、毎年行っている。今年は、道具の違いによって4種目があり、溶接部の美しさや強度、作業の安全性が審査された。
 出場者たちは競技前、扱う装置の電流などを慎重に設定した。審査員が見守る中、会場に合図が響くと、一斉に火花を散らしながら作業に取り組んだ。
 競技後、出場者たちが溶接した鉄板が並べられると、仕上がり具合について熱心に意見を交わしていた。

文化シヤッター、静音で軽く動く高齢者集合住宅向け玄関引き戸

5月8日12時8分配信 nikkei TRENDYnet

 文化シヤッターは、高齢者集合住宅向けの玄関引き戸「ヴァリフェイス」を2009年5月15日に発売する。従来の病院・施設向けドアの技術をベースに、軽くて静かな機能性を重視した引き戸で、豊富なカラーとデザインを用意した。

 高齢者向け住宅に対応した木質系タイプの玄関用引き戸。扉の開閉音が50dB以下の静音仕様で、わずかな力で開けられる。開閉方式は「自動閉鎖式」と「手動式」の2種類から選択可能。床面にレールのない上吊り方式を採用し、歩行や車いすの通過の妨げにならないバリアフリー設計。戸先には「手詰め防止ゴム」を装着し、安全性にも配慮した。

 扉のカラーバリエーションは木目を基調に10色、扉の基本デザインを6種類用意したほか、オリジナルのデザインにも対応する。表面材は、MDF(中密度圧縮合板)に木目調の化粧シートを張った「木質系汎用タイプ」と窯業系板に化粧シートを張った「木質系不燃タイプ」、化粧鋼板を用いた「鋼製タイプ」の3タイプ。

 有効開口幅は592~1062mm、有効高は1800~2100mm。ドアハンドルは7タイプを用意。オプションとして施解錠の音を約10dB抑えた静音タイプの錠前や、玄関そばの柱や壁面に設置できて居室の目印となる「メモリーボックス」を用意した。

 参考価格は24万9000円(有効開口幅1000×有効高2000mm、木質系不燃タイプH1デザインの場合、取付工事費別)。(文/田中武臣=Infostand)

住金、市村産業賞・貢献賞を受賞—疲労寿命延伸可能な新機能鋼材で

5月1日17時40分配信 レスポンス

住友金属工業は、「疲労寿命延伸を可能とした新機能鋼材の開発及び実用化」と題した溶接部の疲労強度を高めた厚板の開発に対して、新技術開発財団から「第41回市村産業賞・貢献賞」を受賞した。

従来、溶接部の疲労強度を鋼板によって高めることは不可能とされていた。同社はその常識を打ち破り、溶接部での疲労亀裂の発生を防ぐ機能のある高張力厚鋼板「FCA-W鋼」を開発・実用化したが、この開発力・技術力が評価された。FCA-W鋼は、自動車の足回り部材、建設機械、鉄道台車への適用が検討されている。

表彰は科学技術の進歩、産業の発展、文化の向上、その他国民の福祉・安全に関し、科学技術上貢献し、優秀な国産技術の開発に功績のあった技術開発者に対して行っている。

《レスポンス 編集部》