カセットコンロの爆発事故相次ぐ

カセットコンロの爆発事故が後を絶たない。コンロ以外の熱によってボンベが加熱されて爆発するケースが多く、注意が必要。

 製品評価技術基盤機構(=nite)によると、カセットコンロの事故は昨年度までの5年間で135件あり、この3か月だけでも15件発生している。下に置いたガスコンロのグリルに火がついていてボンベが加熱され、爆発するケースのほか、IHコンロの上に置いたり、コンロに載せた大きな鉄板や鍋から加熱されたりする事例もあり、niteは注意を呼びかけている。

トヨタ公聴会の主なやりとり

【ワシントン共同】トヨタ自動車の大規模リコール(無料の回収・修理)問題に関する23日の米下院エネルギー・商業委員会公聴会の主なやりとりは次の通り。

 ▽トヨタ車の急加速を体験したロンダ・スミスさん

 「2006年10月、新車のレクサスES350で高速道路を走行していたら急に加速した。アクセルを踏んでいないのに加速し続け、時速160キロに達した。約10キロ進んだ末に減速し始め、時速約53キロまで減速したところで、ようやくエンジンを停止させることができた」

 「強欲すぎたトヨタよ、責務を果たさなかったNHTSA(米道路交通安全局)よ、恥を知れ。幾人かの命を奪うことになったまずい判断について、トヨタとNHTSAが責任を取ることを願っている」

 ▽自動車の安全性を調査する民間会社のショーン・ケーン社長

 「トヨタもNHTSAも急加速の原因をすべて突き止めてはおらず、トヨタが改善策を施していないことを懸念している。急加速について寄せられた2263件の苦情のうち約半数は、リコール対象となったフロアマットやアクセルペダルの問題とは無縁だ。運転手のミスを除けば、残された唯一の原因は車の制御システムだ」

 ▽トヨタの米販売子会社のレンツ社長

 ―フロアマットや戻りにくくなったアクセルペダルのリコールが予想外の急加速の問題を解決すると思うか。

 「完全解決はしない」

 ―何が必要か。

 「消費者から入手したあらゆる苦情にこれまで足りなかった注意を傾け調査を継続する」

 ―アクセルペダルの問題で実際にはどのような対策を講じているのか。

 「ペダルが戻りにくくなる問題に関しては、鉄板を挟んでいる。ペダルのすり減り具合に応じ7種類か9種類のサイズがある。有効な解決策と確信している」

 ―問題解決に当たり、あなたにはどれほどの権限があるのか。

 「米国市場での営業に関しては、私が最終判断する。欠陥やリコールの判断に関しては日本側が判断する。ただし、より透明性を確保するために改善中だ」

 ―スミスさんの車を入手して調べないのか。

 「彼女の証言を聞いて当惑している。スミス夫妻と話し、夫妻が満足するよう(調査のため)車を入手する」

 ―米国で販売された自動車について急加速事故の報告が初めてあった日時はいつか。

 「知らない」

 ―トヨタがこの問題で初めてリコール対応した日時は。

 「分からない」

 ―2001年以降で米国で販売された自動車をめぐる突然の急加速の苦情は何件か。

 「分からない」

 ―NHTSAに何件報告したか。

 「分からない」

 ―多くの苦情に関し、顧客がでっち上げていたと思うか。

 「思わない。だが技師の立場からは、調査のため情報が必要だ。われわれのデータベースと照合するため、(顧客の)名前や車体番号をメーカー側が得られるようにすることを検討すべきだ。そうすれば迅速な調査が可能になる」

 ―誠意を持って謝罪する必要性は感じるか。

 「感じるし、謝罪している。事故があろうとなかろうと、顧客に懸念や不安を与えたことを心から申し訳なく思っている」

【京都記念】カトちゃん、ブエナビスタ鉄板◎

昨年の有馬記念で1番人気に推されて2着に惜敗したブエナビスタが、20日の京都記念(京都11R、GII、芝2200メートル)で始動する。有馬記念優勝のドリームジャーニーも出走し、年末GP上位2頭が早くも激突する注目の一戦。サンケイスポーツ・加藤隆宏記者も(13)ブエナに不動の◎。ドバイ遠征を控えた昨春の2冠牝馬がライバルを撃破し、復権を果たす!

 ◎ブエナビスタで鉄板だ。有馬記念は4コーナーで捲ったマツリダゴッホを早めにかわしに行った分、ドリームジャーニーに差されただけ。一番強いレースをしたのはブエナなのは間違いない。今回は古馬になっての成長度が見込めるうえ、脚質に幅が出たのは大きい。かつては追い込み一辺倒だったが、有馬で自分から動けることを証明。これなら展開のアヤに泣く心配もなく、ドリームに負ける要素はほとんど見当たらない。昨秋以降は不完全燃焼が続いたが、オークス以来となる勝ち星を挙げて、ドバイ遠征へ景気をつける。相手の一番手はドリームだが、59キロの斤量だけにサンライズマックスあたりにもつけ入るスキはありそうだ。馬券は馬単に妙味がないので3連単狙い。(13)→(7)→(2)(4)(6)(11)(12)、(13)→(2)(4)(11)→(7)の8点が勝負馬券だ。(加藤隆宏)

霊場巡りに看板役立てて 神島八十八カ所案内作製

笠岡市神島の八十八カ所霊場の巡拝に役立ててもらおうと同市神島の自動車整備工場「神島車輌」(仁科稔社長)の従業員らが案内看板づくりに取り組んでいる。仁科社長は「看板の設置でお遍路さんが増えれば」と話している。

 看板は神島全域を記した大型の地図1枚(縦2・4メートル、横3・6メートル)と地区ごとに分けた中型の地図7枚(縦1・8メートル、横2・4メートル)の計8枚を鉄板で製作。遍路道に設置し、霊場の方角や距離を示す小型の案内板も100個ほど作る。

 大型看板は、各霊場の場所を「卍(まんじ)」の記号と番号で記し、赤色でルートを記載。一覧で各寺院名を表示した。中型看板は八十八カ所を七つに分割。大型看板より詳細な地図とし、隣接する霊場間の距離なども書き込んで各地区に設置する。

 完成予定は2月末ごろで、町内会長らと相談しながら設置場所を決める。

ミツカン、鉄板蒸しシリーズから「甘辛みそ味」「焼肉のたれ味」「トマト味」を発売

10年春 ミツカン新製品のご案内 鉄板蒸しシリーズ「甘辛みそ味」「焼肉のたれ味」「トマト味」
~家族みんなで楽しめる、新しい蒸しメニューのたれ登場~

 株式会社ミツカン(愛知県半田市)は、「鉄板蒸し 甘辛みそ味」「鉄板蒸し 焼肉のたれ味」「鉄板蒸し トマト味」を、2010年2月18日(木)より、全国で新発売いたします。

 「鉄板蒸し」は、お好みのお肉や野菜にたれをかけ、ホットプレートで蒸すだけでできる新しいメニューです。今回発売する鉄板蒸しのたれは、白みそに赤みそをブレンドした「甘辛みそ味」、フルーティーでスパイシーな「焼肉のたれ味」、たっぷりのトマトにバジルとオレガノを合わせたイタリア風「トマト味」の3種類です。

 蒸しメニューは、「お肉がヘルシーに食べられる」「野菜がたくさんとれる」ことから、人気の高いメニューです。ミツカンでは、昨年からご提案している「蒸ししゃぶ」に続き、今回ホットプレートを使った新しいだんらんメニュー、「鉄板蒸し」をご提案することで、蒸しメニューの活性化を図り、家族や仲間で食卓を囲む新しい食シーンを提供します。

※商品画像は、関連資料参照

商品名:
 鉄板蒸し 甘辛みそ味
 鉄板蒸し 焼肉のたれ味
 鉄板蒸し トマト味

容量:200g

参考小売価額:238円(税込み)

発売日:2010年2月18日(木)

発売地区:全国

<お問い合わせ先>
 ミツカングループ
 お客様相談センター
 TEL:0120-261-330

トヨタ:大規模リコール問題 「安全対策を最優先」 経営には影響大--副社長会見

 トヨタ自動車の佐々木真一副社長は2日、名古屋市内で記者会見し、米国などでの大規模リコール(無償の回収・修理)の経営への影響について「大きな影響が出るのではと心配している」と懸念を示した。一方で「豊田章男社長から『顧客第一』と言われ、費用を考えずに改善措置を進めている」と安全対策を最優先する姿勢を強調した。【大久保渉、米川直己】

 1月21日の米国でのリコール発表以来、トヨタ役員が国内で事情説明するのは初めて。

 ◇深刻な販売不振も
 「世界の顧客に心配をかけた」--。会見は謝罪で始まった。トヨタは1月21日にリコールを発表、26日にはカローラなど対象8車種の生産・販売の一時停止も決めたが、改善策発表は2月1日にずれ込んだ。この遅れが消費者の不安を拡大したとの指摘に、佐々木副社長は「顧客に注意喚起を一刻も早く行おうとした結果、リコールと改善策の発表に時間差が出た」と説明した。

 アクセルペダルの不具合によるリコールは米国、カナダ、欧州、中国などで約445万台。直接的な費用は「最大1000億円程度」(トヨタ幹部)とみられるが、「高品質」のブランドイメージが傷ついたことは深刻だ。

 米調査会社は、トヨタの1月の米新車販売は前年同月比2けた減と予想。佐々木副社長は「過去の大型リコールでは、発表後の最初の月に2割ぐらい販売が落ち、徐々に回復したが、これほど顧客に心配をかけたのは初めてで、大きな影響が出るのでは」と米国などでの販売低迷の長期化を懸念した。

 ◇適切な対応を強調
 アクセルペダルのトラブルでは、米国で07年にユーザーの苦情が寄せられていた。佐々木副社長は当時リコールを見送った理由を「今回のようにペダルが戻らなくなる内容ではなかった」と説明。ペダルがフロアマットに引っかかり事故の恐れがあるとした自主改修との関係も「全く別の問題」と語った。

 一部の米メディアが指摘するアクセルの電子制御装置の欠陥の可能性も否定した。

 ◇テスト不足認める
 一方、佐々木副社長は問題の米メーカー製アクセルペダルについて「(個別の部品としては)さまざまな湿度や温度条件で性能試験をしたが、(他の部品と組み合わせたアクセル全体の)システムとしてはテストが欠けていた」と、品質管理面で不十分な点があったことを認めた。日本で生産する車については「調査したが、構造の違うデンソー製部品を使っており、問題はない」と明言した。

 ◇「レバーに鉄板」修理30分
 トヨタによると、不具合はアクセルペダルの付け根にある「フリクションレバー」で見つかった。ペダルに抵抗を付け、どの程度踏み込んだか分かるようにする可動式の装置。

 調査の結果、ペダルと接触する同レバー上部が、使用に伴って擦り減り、そこにヒーターの熱が流れ込んで結露すると、ペダル部分とくっついてしまうことが分かった。最悪の場合、ペダルが踏み込んだ状態から戻らなくなる恐れがあることが判明したとしている。

 1日に発表した改善策では、レバーの裏側に薄い鉄板を挟んだ。その結果、レバー上部とペダルの接点にすき間が生じ、ペダル使用時の摩擦が軽減される。結露してもペダル部分とくっつかず、ペダルの戻りが確実になるという。米国トヨタ自動車販売はリコール対象のカローラやカムリなど8車種について、全米のディーラーなどを通じて修理を受け付ける。修理にかかる時間は30分程度。欧州や中国などでも同じ措置をとる。今後生産する対象車には、新たに設計し直したペダルを搭載するとしている。【宮崎泰宏】

熱々殻付き食べ放題 大船渡にかき小屋、6日開店

鉄板で焼く殻付きカキが食べ放題の「かき小屋」が6日、岩手県大船渡市内でもオープンする。岩手県内では山田町に続いて2カ所目。かき小屋は宮城県松島町が有名だが、大船渡はそれより2カ月も長く5月30日まで提供する。毎週土、日曜と祝日が営業日。

 かき小屋は約30平方メートルの広さで定員32人。殻付きカキは1日約4000個を想定。料金は40分食べ放題で中学生以上の大人2000円、小学生1000円、小学生未満は無料。別料金でカキ飯と海鮮汁があり、いずれも300円。

 営業は午前11時から1時間ごとに1日4回の入れ替えで完全予約制。場所は同市大船渡町の大船渡魚市場近く。JR大船渡線下船渡駅から徒歩20分。バスも運行している。

 かき小屋は、地元の若手漁師らでつくる大船渡湾水産物流通研究グループが運営。新沼敬司会長(44)は「漁師が直営するかき小屋はここだけ。生産者の思いを丁寧に伝え、消費拡大を図りたい」と話す。

 1日には小屋の開所式があり、招待客に焼きガキなどが振る舞われた。連絡先は研究グループ0192(26)4788。

ダチョウの卵で巨大卵焼き 鹿児島市・県立青少年研修センター

鹿児島市宮之浦町の県立青少年研修センターで31日、ダチョウの卵焼き作りがあった。参加者は、長さ約20センチ、重さ1.5キロを超える巨大な乳白色の卵で作った卵焼きで朝ごはんを楽しんだ。
 同センターが30、31日に行った「ファミリーキャンプ冬物語」のプログラム。参加者79人に対し、同センターが鹿屋市のダチョウ牧場から5個購入。子どもたちは、卵の先端に先のとがった金具を当て、木づちで何度もたたいて割った。大きなボウルで混ぜた後、バーベキュー用の鉄板に流し込んで焼いた。
 完成した巨大卵焼きに、子どもたちは「ゾウさんの卵焼きだ」「早く食べたい」と笑顔。鹿児島市立玉江小学校1年の向志水(むこうしみず)佑夏さん(7)は「初めて食べた。普通のよりおいしい」と話した。