5月17日10時49分配信 京都新聞
府や府溶接協会など主催の「府溶接技術競技会」が16日、京都府長岡京市友岡1丁目の雇用・能力開発機構京都センターで開かれた。府内10社の技術者53人が、日々磨いてきた腕前を競った。
溶接作業に携わる人たちの技術向上と親交を図るため、毎年行っている。今年は、道具の違いによって4種目があり、溶接部の美しさや強度、作業の安全性が審査された。
出場者たちは競技前、扱う装置の電流などを慎重に設定した。審査員が見守る中、会場に合図が響くと、一斉に火花を散らしながら作業に取り組んだ。
競技後、出場者たちが溶接した鉄板が並べられると、仕上がり具合について熱心に意見を交わしていた。