6月3日17時1分配信 毎日新聞
宮崎市の廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」の調整池の補強工事現場で、池付近の舗装路面が幅約3メートル、長さ約5メートル、深さ約5メートルにわたって、陥没していたことが分かった。施設を管理する県環境整備公社が1日、発表した。公社は「池自体の補強工事に影響はなく、予定通り来年5月までに工事を終わらせたい」と説明している。
公社によると、陥没が生じたのは、調整池から約6・6メートル離れた地盤。調整池からの漏水に備え、約90メートルにわたって基礎くいとなる鋼板を打ち込む作業をしていたという。今後、ボーリング調査などをして原因を究明したいとしている。
補強工事の工費13億6000万円については先月末、県と関係11市町村が立て替えることで合意していた。【小原擁】