小平市のふれあい下水道館で、各地の城が描かれた「ご当地マンホール」の写真展が開かれており、来館者の関心を集めている。
展示しているのは、元都下水道局職員で、都内在住の石井英俊さんによる写真コレクション56点。大阪城と桜が描かれた大阪市、岡崎城を描いた愛知県岡崎市など、一風変わった各地のマンホールが楽しめる。写真は全て石井さんやその知人らが現地に足を運んで撮影したもの。「かまくらまつり」の様子を描いた秋田県横手市、五稜郭を記した函館市のものもある。
同館は地上2階、地下5階の建物で、下水道の仕組みやその開発の歴史などを資料や写真で解説している施設。加藤千秋館長は「マンホールの絵柄を通じ、普段知らない下水道の世界に興味を持ってもらえればうれしい」と話している。
3月29日まで。開館は午前10時~午後4時。月曜休館(休祝日の場合は、翌平日)。問い合わせは同館(042・326・7411)へ。
2015年01月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun