実物大の「零戦」 三沢航空科学館

三沢市三沢の県立三沢航空科学館で開かれている特別資料展「零戦がやってきた!」に、旧日本海軍の戦闘機「零戦」と形や大きさがそっくりの復元機=写真=が展示され、子供たちの人気を集めている。

 復元機は、戦時中の特攻隊員を描いた映画「君を忘れない」(1995年制作)や「人間の翼」(同)の撮影で使用され、全長10メートル、幅12メートルの実物大。撮影後、「人間の翼」の主人公の出身地、佐賀市のNPO法人「地球市民の会」が譲り受け、機体の表面をベニヤから鉄板に張り替えたり、エンジンを取り付けたりして本物に近づけた。

 今回の展示は、同NPO法人から借り受けて実現。操縦席に乗った盛岡市小杉山の小学校3年生高橋顕人君(8)は「計器や操縦桿(そうじゅうかん)が本物みたいでかっこよかった」と目を丸くしていた。

 同館は「戦争を知らない世代の人にも、平和の尊さを感じてほしい」と話している。

 展示は10月24日まで。大人700円、高校生500円、小・中学生は100円で、未就学児は無料。問い合わせは、同館(0176・50・7777)へ。

(2010年4月20日 読売新聞)

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