カーペット内蔵、床免震システム アイディールブレーン

2月4日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 免震・制震技術のベンチャー企業、アイディールブレーン(東京都中央区)は、オフィス向け床免震システム「ミューソレーター」をバージョンアップしたカーペット内蔵タイプの新製品を開発した。

 ミューソレーターは、2枚の鋼板を敷くだけで、従来の鋼製架台を使用した2次元免震装置と同等以上の性能を実現。カーペットを内蔵したことでより設置しやすくなり、オフィスフロアのほか、工場のラインやサーバールームなどあらゆるビジネスシーンに対応できるという。5日から横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で開催される「第13回震災対策技術展・自然災害対策技術展」に出展する。

不況に負けぬナニワの底力 知恵結集で業績アップの企業

1月31日22時23分配信 産経新聞

 凍(い)てつくような不況風。100年に一度の烈風を身を固くして耐え、行き過ぎることを待つ経営者が少なくないなか、風穴を開けようと敢然と逆風と対峙(たいじ)し、前に歩を進める中小企業もある。通底するのは「知恵」の2文字の結集。新たなアイデアを求め、新規採用を重ねる鋼材会社、社員一丸となってオンリーワンを追求するボタンメーカー…。“なにわの賢者”に厳冬を生き抜く知恵を聞いた。(池田祥子)

 ■赤裸々な提示

 「社員が増えたら新たな仕事を探し出せ」を合言葉に、毎年2人ずつ新卒採用を重ね、業績を伸ばし続けている鋼材販売・加工会社の「梅南鋼材」(大阪市西成区)。年商約6億円という小規模の会社だが、今春も2人の新入社員を迎えることが決まっている。

 堂上勝己社長(57)が社員に常に求めているのは知恵の結集。そのため社の経営状態を赤裸々に示している。徹底した“家族主義”で、社員は会社の行く末を自分のこととして考え、知恵を絞る。

 会社に余裕のなかった平成16年。新しい発想こそ企業の延命や成長につながると決断して新卒の高校生を採用した。このとき「新たな仕事を」と考えた社員から出た提案が、「(販売だけでなく)新しく鋼板を加工する機械を購入して商品を作る」ことだった。わずかな発想の転換に過ぎなかったが、これで部品1個のニーズにも対応できるようになり、販路は拡大した。

 堂上社長は、また「産産連携」の横請けネットワーク確立にも尽力する。商品の注文を受けたA社に受ける余裕がない場合でも断らずに受注し、梅南鋼材の仲介で同業のB社が商品を製作する-という仕組みだ。

 「一度断ると二度と注文がこなくなる」という厳しい経営環境にあって「自社だけが頑張っても、産地が衰退してしまえば意味がない。今は競争でなく共生の時代」と堂上社長。

 「すべてがずっと悪いわけじゃないし、今持っている力でどうできるか、発想を転換すればまだまだやれる」

 ■オンリーワン

 大阪府柏原市の「小西釦(ぼたん)工業」も厳しい経営状況を「アイデア」で乗り切った。小西淳社長(62)が「倒産ギリギリのところまでいった」と述懐する窮地を救ったのは、オリジナルのサンプル帳。最新のファッションに身を包んだモデルの写真とともにボタンが並ぶA4判の1冊が、「営業スタイルを受けから攻めに転じた」証だ。

 平成10年、中国産の安価な商品が業界を圧迫し、従業員数を約半数の22人に削減した。「どうしたら商品をもっとアピールできるのだろうか」。ヒントは何気なく参加していたボタンの展示会にあったという。

 アパレルメーカーは、ボタンだけを見て購入するボタンを決めるわけではない。マネキンが着ている服との“相性”でボタンを決めていることに気付いた。「ここの展示会をそのまま持ち運びできれば」。社員と試行錯誤の末に生み出したのがサンプル帳だった。

 それまでの商品紹介手帳はただボタンを張り付けただけのものだったが、パリやミラノのコレクションの情報から翌年流行するスタイルの写真とボタンを一緒に示して、「来年はこのスタイルがはやり、このボタンはこんな感じに使える」と提案を始めた。

 「お金を払ってでもほしい」。ファッション性の高さがすぐにメーカーの心をとらえた。視覚で訴える提案型サンプル帳が、メーカー側にイメージを膨らませて製作しやすいという利点を生んだのだ。自然に注文が舞い込み始めた。すぐに他社も後追いしたが、オンリーワンの創意工夫の継続で勝負している。

 小西社長はこう話す。

 「強みは、自分たちにしかできない技術があること。そして、あくまでも企画力や品質で対抗していく」。

インド「鉄鋼」で保護措置、日本からの輸出停止の懸念

1月25日13時6分配信 読売新聞

 【シンガポール=実森出】インド政府が自国の鉄鋼業界を保護するため、インド独自の規格を満たさない鉄鋼製品の輸入を認めない措置を打ち出し、日本のインド向け輸出がストップする懸念があることが24日、明らかになった。

 日本の鉄鋼メーカーは「規格の取得が間に合わない」として、適用を1年延期するよう申し入れているが、最悪の場合、インドで操業する日本の自動車メーカーの生産が一部停止する可能性もある。

 インド工業規格(BIS)と呼ばれる独自規格は2000年に導入され、昨年11月に棒鉄など6品目の鉄鋼製品が対象となった。2月12日からは、自動車の車体などに使われる「圧延鋼板」、エンジンに使われる「炭素鋼」など11品目が追加される。中国から流入する安価な鉄鋼製品の急増に歯止めをかけることが最大の狙いとされる。

 BIS取得には、インド人検査官による日本国内の高炉への立ち入り検査などの手続きが必要で、半年から1年程度かかるという。

 鉄鋼のインド向け輸出は年間77万トン(07年度)。年々増加しており、主な取引先はインドに進出した日本の自動車大手とされる。日本の鉄鋼製品がインドに輸出できなくなれば、日本メーカーが代替品を見つけるのも困難と見られ、生産への影響も懸念される。

落下事故:重さ200キロの鉄板落ち、作業員死亡--魚津の建設現場 /富山

1月25日16時1分配信 毎日新聞

 24日午前9時10分ごろ、魚津市浅生の北陸新幹線高架橋建設現場で、地下約3メートルの穴の中に円形鉄板(直径約1・2メートル、重さ約200キロ)が落下、作業中の伊藤博文さん(37)=同市天神野新=が下敷きとなり、死亡した。
 魚津署の調べでは、伊藤さんが、鉄板をつり下げる操作していて、チェーンが切れたらしい。【茶谷亮】

鉄製ギター 駆使する大住さん、行事に引っ張りだこ 福岡

1月24日15時5分配信 毎日新聞

 鉄板でできた特注ギターを駆使するミュージシャン、大住智也さん(51)=福岡市中央区=がイベントなどに引っ張りだこだ。本業はキリンビール北九州支店長で、芸名は勤務先にちなみ「B・B・KIRIN」。鉄製ギターは全国的にも珍しく、北九州市の新日鉄八幡製鉄所の鉄板を使っている。年間50回以上のライブもこなす実力派で「北九州は生まれ故郷。鉄の街で生まれたこのギターで役立ちたい」と意気込んでいる。

 大住さんは05年秋から北九州市に勤務。ビール用スチール缶の取引先、新日鉄八幡製鉄所の起業祭で愛用の鉄製ギターを弾いたところ、新日鉄社員が「鉄製のギターがあるのか」と一様に目を丸くした。

 翌年、興味を持った新日鉄側が「うちの鉄でそのギターを作れないだろうか」と提案。大住さんが鉄製ギターを製造する米国のナショナルレゾフォニックギターズ社に持ちかけると快諾した。

 鉄の厚さや成分について何度かやり取りした後、八幡製鉄所の鉄板を送ったところ、ナ社は「鉄板のどこをとっても厚さが変わらず、表面が非常に滑らか」と絶賛。07年8月、完成したギター2本が送られて来た。

 通常のギターより重いが、高音や低音でもクリアで広がりのある大きな音が特徴。ボディーの強さを生かしてたたけば打楽器のようにもなる。

 新日鉄八幡製鉄所生産業務部の河野捷紀(かつのり)マネジャー(68)はギターの音色を初めて聴き、「八幡の鉄が音楽の世界でも役に立つんだと思うとうれしかった」と感動。評判が評判を呼び、大住さんの元には「うちでも弾いてくれないか」と演奏依頼が次々と舞い込むようになった。

 大住さんは「鉄の街で生まれた鉄のギターを弾くことを多くの人が喜んでくれる。ビール業界は人気商売。名前もすぐ覚えてもらえて仕事でも本当に得している」と笑顔を見せる。

 世界に2本しかない鉄の街・北九州生まれの鉄製ギター。大住さんと河野さんは「このギターを手に全国の製鉄所がある都市を演奏して回りたい」と夢を語る。【佐藤敬一】

12月企業物価は04年5月以来の低い伸び、前年割れ視野に

1月15日12時0分配信 ロイター

 [東京 15日 ロイター] 日銀が15日発表した2008年12月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2005年=100.0)は前年比1.1%上昇となり、2004年5月(同0.9%上昇)以来の低い伸び率を記録した。
 原油など商品市況の急落が主因で、企業物価は前年割れが視野に入ってきた。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比0.9%の上昇で、発表された数字はこれを上回った。11月(確報)は前年比2.8%上昇だった。
 前月比では1.2%低下となり、集計を始めた1960年1月以来、過去最大の下落率となった前月の1.9%低下(確報)から低下幅が縮小した。前月比低下は4カ月連続で、これは02年6月から10月(5カ月連続)以来。
 国内企業物価は、昨年8月に前年比7.4%上昇と、第2次石油ショックの影響が残る1981年1月に記録した同8.1%以来の高い伸びを記録したが、足元は商品市況が急落していることから上昇率が鈍化。この点ついて日銀は「スピードが速いのが今回の特徴」と指摘している。
 前年比ベースで上昇となった品目の割合も60.0%と、11月の60.8%からさらに低下している。
 前月比低下に最も寄与したのが、市況が大幅に下落している石油・石炭製品。このほか、非鉄金属や鉄鋼、化学製品が低下に寄与した。日銀によると、低下圧力は川下業種にも多少波及しているが、完全に下がっているわけではなく、まちまちの状況という。
 輸出入別では、輸入物価が契約通貨ベースで前月比8.4%低下、円ベースで同11.9%低下と、いずれも過去最大のマイナスだった11月に次ぐ低下率となった。輸出物価は契約通貨ベースが前月比0.6%低下、円ベースが同3.8%低下だった。
 日銀はこうした交易条件の改善について、厳しい景気の局面の中で「数少ない明るい材料」と指摘した。
 この傾向は3カ月前比の数値に顕著に表れており、円ベースでみると、輸入物価が31.1%下がったのに対し、輸出物価は14.9%の低下にとどまっている。
 同時に発表された08年の国内企業物価指数は前年比4.6%の上昇となり、1980年(15.0%上昇)以来の高い伸びとなった。上昇は5年連続。
 BNPパリバ証券エコノミストの加藤あずさ氏は、企業物価の低下について「世界同時不況による国際商品市況の下落や円高の進行に加え、国内需給が急速に悪化していることがある」と指摘。「日本の基幹産業である自動車セクターは世界的な販売減少で減産強化に追い込まれているが、その結果、鋼板や合成樹脂など自動車関連の素材需要が激減し、それらの価格下落につながっている」と分析している。
 カリヨン証券チーフエコノミストの加藤進氏は「これで企業段階のインフレがさらに大きく鈍化し、やがて下落に転じることが展望される段階になった」との見方を示すと同時に、「交易条件の改善がさらに進んで円高が経済にプラスの効果を表し始めるのがいつなのかがポイントになろう」と指摘。「09年の後半にはそうしたプラスの変化が表れると考えるのは現時点ではかなり楽観的に聞こえるが、6カ月から9カ月後の状況は大きな変化が起こりうるのではないか」とみている。
  (ロイター日本語ニュース 武田晃子)

山口・泉町に鉄板ステーキ店-客の目の前でシェフがパフォーマンス

1月16日18時15分配信 山口経済新聞

 山口・泉町の「ボウリングの森」に12月29日、鉄板ステーキ店「Tora’s(トラズ)」(山口市泉町、TEL 083-922-3129)がオープンした。

 席数は30席で、すべての席に鉄板を設置する。シェフがお客の目の前でパフォーマンスを交えながら、野菜、肉、パンを次々と焼いていくのが特徴。野菜を素早く切ったり、スパイスの容器を回転させたり、パンを空中回転させたりと、利用客の目を楽しませるのが特徴。

 メニューは、ステーキにスープ、サラダ、野菜の鉄板焼、パン、ドリンクがセットになったコースのみで、「テンダーロインコース」(ランチ=1,200円、ディナー=2,400円)、「サーロインコース」(ランチ=1,200円、ディナー=2,300円)、「黒毛和牛コース」(ランチ=3,500円、ディナー=5,000円)。「テンダーロイン(100グラム)」(1,100円)、「黒毛和牛サーロイン(100グラム)」(2,500円)など。肉の追加も可能。

 同店の店長は「パフォーマンスはもちろん、焼きたてを次々と出すおいしさを味わってもらえれば。今はコースのみだが、単品もメニューに加えていく予定」と話す。

 営業時間は11時~15時、17時~22時ごろ(ラストオーダー)。

宇治山田港旅客ターミナル:製造年不明の台船 安全性に疑問の声も--伊勢 /三重

1月15日13時0分配信 毎日新聞

 ◇浮桟橋に使用--詳細な記録、市になく
 中部国際空港との海上アクセスの発着点として伊勢市が発注、建設した同市下野町の「宇治山田港旅客ターミナル」の浮桟橋として使われている台船の製造年月日などの詳細な記録が市にないことが14日、分かった。老朽化の程度が不明のため、安全性について疑問視する専門家もいる。
 台船(縦27メートル、横12メートル、幅2・5メートル)は、県内の建設業者が所有していた鉄製の中古品。上部に長さ6メートルの鉄板を張って浮桟橋に加工し、8本のアンカーチェーンでつなぎ留めている。潮の満ち干に応じて約2メートル上下できるようになっている。
 県の県土整備部は「浮桟橋に中古の台船を使用するのは聞いたことがない」と話している。市交通政策課は「中古を使用することにしたのは経費節約のため」と説明、「詳しい記録がなく、台船がいつ造られたものか分からない。安全だと思うが、10年ごとに防さびを施す」と話している。
 神奈川県の台船専門業者は耐用年数について「新品で10~50年が限度。中古品だとよく分からない」と話している。浮桟橋に詳しい造船業者は「安全だという根拠はなく、いつ沈んでもおかしくない」と指摘する。
 ターミナルは6億5000万円を投じて建設された。このうち約4億3000万円が合併特例債で、浮桟橋工事には約1億4700万円が支払われた。
 ターミナルは昨年4月の航路開設を目指し建設された。しかし、原油の高騰などを理由に運航会社「セラヴィ観光汽船」が撤退し、頓挫したままとなっている。【渡辺隆文】
〔三重版〕

住友金属、耐食性を高めた厚鋼板の効果を確認

12月25日22時10分配信 レスポンス

住友金属工業は、耐食性を高めた厚鋼板「SMICORE」が、約2年9か月の実船での耐食性試験が終了し、天井部、底板部両方で従来鋼に比べ高い耐食性を持つことを世界で初めて確認したと発表した。

SMICOREは、複数の合金元素を含有した低合金厚鋼板で、従来鋼と同等の機械特性・溶接性・溶接継手特性を確保しながら一材質で原油タンク天井部、底板部両方で優れた耐食性を持つ鋼材。

今回、2005年8月に就航した原油タンカー「SANKO BLOSSOM号」の原油タンクの天井部、底板部で試験適用を行ってきたが、就航から約2年9か月が経過し、1回目のドックでの検査時に、適用部位の腐食調査を実施した。

その結果、天井部では、従来鋼に対し板厚減少量が6割程度まで低減した。底板部は、従来鋼では深さ2mmを超える孔食が発生していたのに対し、SMICOREでは深さ2mmを超える孔食は無かった。

SMICOREの孔食深さは、従来鋼の4分の1程度、別のタンクで従来鋼の6割程度まで低減した。また、今回調査した部分の孔食深さから、統計処理で全タンクの孔食深さの最大値を推定すると、SMICOREの最大孔食深さは従来鋼の4割程度となることが確認されたとしている。

同社では、今回の実船結果は、耐食鋼が原油タンクの腐食対策として有効であることを示したもので、今後の耐食鋼の採用に向け重要な結果としている。

《レスポンス 編集部》

新年炊き出し:ホームレスも生きるため懸命 元路上生活者が体験談--小倉北 /福岡

1月4日13時1分配信 毎日新聞

 ◇勝山公園で新年炊き出し
 NPO法人北九州ホームレス支援機構(奥田知志理事長)による毎年恒例の「新年炊き出し」が3日、小倉北区城内の勝山公園であった。今年は、元路上生活者から直接話を聞いて命や人権について考えてもらおうと小倉北区内の小中学校に参加者を募り、約30人が集まった。【長谷川容子】
 ◇コミュニケーション、生きがい--若者が花火/雨/食事なし
 ◇“命・人権”に子供たちも聴き入る
 路上生活者約80人が参加。牛肉を鉄板で焼いた出来たての弁当が振る舞われたほか、風邪薬や胃薬も配布。子供たちもスタッフに混じってぜんざいやようかんを配った。
 その後、会場を移して、元路上生活者の男性(64)が体験談を語った。男性は約6年にわたって博多駅や福岡空港付近の公園で野宿。テント暮らしの公園では、若者が投げこんだ花火で危うく命を落としそうになる経験もし、仲間で自衛パトロールを行ったという。
 路上生活する上で最も大変だったのが「雨が降る日と飯が食べられなかった日」で、他人とコミュニケーションできた時に「生きてて良かった」と思えたという。男性は「ホームレスだって生きるために一生懸命。それが伝わらないのがつらかった」と訴えた。
 男性は現在、同機構が運営する自立生活援助ホーム「抱樸館」(山口県下関市)で働いているが、路上生活からの“脱出”のきっかけは1カ月にわたる入院だった。「約80万円の治療費が税金で払われた時、もう一度立ち上がりたいと思った」と言い、子供たちは真剣な表情で聴き入っていた。
 奥田理事長は「もう一回頑張ろうと思えるのは『助けてもらった』と思った時。誰かに頼るのは恥ずかしいことじゃない。ホームレスとは単に家がないことを言うのでなく、助けてくれる人がいないこと。お互いがお互いを支えよう」と呼びかけた。
〔北九州版〕