11月7日12時36分配信 毎日新聞
灯油高騰の影響などから、まきストーブが人気を集めている。埼玉県飯能市の浅見鉄工では、2~3年前から注文が増加傾向にあり、冬の到来を控え、生産がピークを迎えている。
鉄板を溶接して作るまきストーブは、観音開きの扉に付いた空気穴で火力を調節する。火力が強いため、体の芯から暖まり、煮物やピザなどの調理ができるタイプもある。
経営者の浅見照雄さん(55)は「ストーブや煙突の設置は専門の業者に依頼し、メンテナンスにも気を配ってほしい」と話す。受注生産で製作期間は1週間程度だが、今は注文してから3~4か月待ちの状態だという。価格は12~40万円。問い合わせは同鉄工(電話042・978・0613)へ。【北村隆夫】