三和シヤッター工業、さびに強い沿岸地域向けシャッター

11月27日16時51分配信 nikkei TRENDYnet

 三和シヤッター工業(本社:東京都板橋区)は、高耐食溶融めっき鋼板を使用した軽量耐候性シャッター「潮彩(しおさい)」を2008年12月1日発売する。潮風によるさびの恐れがある沿岸地域向けのシャッターで、住宅のガレージ、店舗の入り口、倉庫・工場などに対応する。

 シャッターカーテン(スラット)とケースに「高耐食溶融めっき鋼板」を使用。「溶融亜鉛+アルミニウム(6%)+マグネシウム(3%)」のめっき層で、一般の軽量シャッターの10倍以上の耐食性を備える。また、さびの出やすい座板やレール部はアルミ製。連装納まり用の中柱は、強い風に耐える「高強度型(アルミ製)」を標準仕様とした。

 手動式と電動式の2タイプがあり、電動式は、標準でリモコンが付属。降下中に座板が障害物に当たると自動的に停止して、一定時間経過後に再降下する「障害物検知装置」を標準装備とした。設計範囲は、高さ1500~4000mm。幅は手動式が700~3500mm、電動式が1200~3700mm。

 参考価格(取付工事費、搬入費、諸経費別)は、幅2700×高さ2500×板厚05mmの手動式が29万円、電動式は42万7000円。初年度約2億円の販売を目標としている。(文/三好豊=Infostand)

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