6月19日21時35分配信 産経新聞
京都府舞鶴市の関西電力舞鶴発電所で今月4日、排煙ダクトの組み立て工事中に鉄板が倒れ作業員3人が死傷した事故で、関西電力は19日、原因は鉄板を足場に固定するための器具を適切に設置していなかったためと推定されると発表した。
同社の説明によると、鉄板が内側に倒れないように外側の足場と鉄板をつなぐ、チェーンブロックと呼ばれる鎖の器具が作業手順通りに設置されていなかったという。同社は「二度とこのようなことが起きないよう再発防止対策の徹底に努めてまいります」とするコメントを発表した。