7月7日21時0分配信 カナロコ
横浜市中区の南本牧ふ頭で7日、国土交通省が整備中のコンテナ専用ターミナル(MC―3)の基礎工事となる鋼板セルの据え付けが始まった=写真。
セルは複数の鋼板を組み合わせて円筒状にしたもので直径24.5メートル、高さ32メートル。重さは約400トンで世界最大級の大きさを誇る。
この日は同ふ頭内の製作ヤードから大型起重機船がクレーンでつり上げてえい航し、着水位置の微調整を行いながらゆっくりと海中に沈める作業を行った。
セルは全部で17本設置される予定で、工事は2012年に完了する。