86%がプラスチック類 羽咋・千里浜で漂着物調査

県などによる今年度3回目の海辺の漂着物調査は2日、羽咋市千里浜海岸で行われ、県や同市の職員ら13人が3区画で人工の漂着物を拾った。収集物の数量比率はプラスチック類が約86%を占めた。
 10メートル四方の3区画で材質8種類に分けた結果、計360個のうち、プラスチック類が309個(約85・8%)、次いで発泡スチレン(5・6%)となった。6キロ以上の鉄板1枚も見つかった。

 調査は1996(平成8)年度から日本海と黄海沿岸の日本やロシア、韓国、中国の海岸で行われ、千里浜海岸は初回から定点観測地となっている。今年度4回の調査結果は財団法人環日本海環境協力センター(富山市)に提供される。

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