焼きそば1度に60人前、楊志館高生がマシン製作

大分市桜ヶ丘の私立楊志館高(河野成美校長)の生徒たちが、1度に最大60人分を調理できる「ジャンボ焼きそばマシン」を製作した。29、30日に開かれる文化祭「楊高祭」で初めて使い、出来上がった焼きそばを模擬店で販売する。

 製作したのは、溶接や板金の技術を学ぶ工業科3年総合工作ブースの男子生徒16人。同科では文化祭で学習成果を発表する一環で、これまでも綿菓子やポップコーンを作るマシンを作っており、今回は焼きそばを選んだ。

 直径82センチ、深さ53センチの深鍋をコンロの上にセットして鉄板で覆ったマシンで、鍋をモーターで回しながら加熱する仕組み。深鍋の内部にはかき混ぜ器があり、鍋とは異なる速さで回転するため、具材は焦げ付かない。

 調理は深鍋を温めてから肉、野菜、麺を順番に入れ、15分間待てば出来上がり。24日に開いた試食会では「味が抜群」と好評だったという。

 マシンは授業と放課後に10日間かけて製作した。巨大な鍋は、鉄板を丸めて溶接した手作り。かき混ぜ器を鍋の曲面に沿って動くようにしたがうまくいかず、取り付け方法を試行錯誤したという。

 製作メンバーの大川亮さん(18)は「まめに混ぜないとすぐに焦げるので、かき混ぜ器の動きを工夫した。僕たちの技術力を多くの人に見てもらいたい。売り上げ目標は400食です」と話している。

 楊高祭は29日が午前9時~午後2時半、30日が午前8時40分~午後1時。焼きそばはこの時間帯に200円で販売する。問い合わせは同校(097・543・6711)へ。

(2009年10月28日 読売新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA