神戸・新長田鉄板こなもん祭:震災復興と食文化PR そばめし大食い挑戦 /兵庫

10月27日14時1分配信 毎日新聞

 ◇そばめし大食い58人挑戦
 阪神大震災からの復興と食文化をアピールする「神戸・新長田鉄板こなもん祭」が26日、神戸市長田区の新長田南地区商店街一帯で開かれた。呼び物の「そばめし大食い選手権」では、男女計58人が名物「そばめし」で胃袋の限界に挑戦。まち全体がソースの香りに包まれた。
 そばめし発祥の地とされる同地区には、お好み焼屋が50店以上密集する。祭は、食文化のPRを通じて街の活性化をと地元のNPOなどが企画し、グルメラリーなどが開かれた。
 今年で4回目の大食い選手権決勝では、予選(3分間)を突破した食の猛者たちが男女別に20分間、食べっぷりを競った。男性部門は神戸市北区の農業、田畑耕作さん(32)が予選、決勝で計6960グラム(約23皿)をたいらげ、3年連続の「大食いキング」に。女性は、京都府長岡京市の会社員、梅村鈴さん(32)が計3050グラム(約10皿)を食べ、クイーンの座に就いた。
 2人とも2位以下に倍程度の差を付ける圧勝ぶりで「時間があればまだまだ食べられる」と豪語。観客は「見ているだけでおなか一杯」と感服した様子で、汗を吹き出しもだえる参加者に声援も飛んだ。【山田泰蔵】
〔神戸版〕

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