12月8日17時11分配信 毎日新聞
新日本製鐵(社長:宗岡正二、以下「新日鉄」)及び伊藤忠丸紅鉄鋼(社長:米澤常克、以下「伊藤忠丸紅」)は、両社と長年の取引関係を有するSAFALグループから、南アフリカにおいて工場建設中の鋼板製造事業会社SAFAL STEEL(PROPRIETARY)LIMITED(CEO:Ronnie Graham、以下「SAFAL STEEL」)に対する出資及び原板となる熱延鋼板の供給等についての要請を受け、本年10月以降具体的検討を行なってまいりました。
今般、新日鉄及び伊藤忠丸紅は、本年12月15日を目処として、SAFAL STEELによる第三者割当増資を引き受け、同社議決権の7%を各々取得する事につき、先方との合意に至りました。
SAFALグループは、長年に亘りアフリカを中心に鋼板製造事業及び建材加工事業を展開している現地有力企業であり、同グループをパートナーとする本出資によって、新日鉄及び伊藤忠丸紅は、同グループとの信頼関係の強化、取引関係の拡大を図るとともに、南アフリカ及び近隣諸国において拡大が見込まれる鋼材需要を出資会社への熱延鋼板供給を通じて捕捉することが出来ると考えております。
◎出資会社概要
▼名称
SAFAL STEEL(PROPRIETARY)LIMITED
▼事業内容
メッキ鋼板及びカラー鋼板の製造・販売
▼立地
南アフリカ Durban近郊 Cato Ridge地区
▼代表者
Ronnie Graham
▼総事業費
109.4百万米ドル
▼資本金
120百万ランド(今回第三者割当増資後)
▼株主
新日鉄 7%、伊藤忠丸紅 7%、SAFAL INVESTMENT(MAURITIUS)LIMITED(*) 86%
(*)SAFALグループのアフリカ鉄鋼関連事業統括会社
▼敷地面積
14万平方メートル
▼生産設備能力
酸洗30万トン/年、冷延15万トン/年、CGL15万トン/年、塗装ライン10万トン/年
▼立上時期
2009年7月(予定)
■問い合わせ先■新日本製鐵・伊藤忠丸紅鉄鋼
※発表日 2008年12月5日
以 上