転落:足場解体作業中8階から 男性死亡--荒川 /東京

13日午前11時5分ごろ、荒川区南千住8の区立汐入東小の新設建設工事現場で、8階部分(高さ約30メートル)で足場を解体する作業をしていた江戸川区春江町3、会社員、蛭田誠樹さん(20)がバランスを崩し、転落した。蛭田さんは病院に運ばれたが、約4時間後に死亡した。南千住署によると、蛭田さんは落下防止のロープを付けていなかった。同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて当時の状況を調べている。

 同署によると、蛭田さんは解体した足場の鉄板をロープで結び地上に下ろす作業中にバランスを崩したという。同小は8階建てで、来年4月開校予定。【古関俊樹】

〔都内版〕

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