県高校美術展が開幕

県内22高校の美術部員らが出品した「第44回県高校美術展」が13日、米子市末広町の米子コンベンションセンターで始まった。共同制作作品も含め、1~3年生約160人の油絵やデザイン画、彫刻など計146点を展示している。17日午後1時まで。

 最高得点の「國領賞」は米子工の5人が共同制作した鉄製彫刻「WYMAKT」が受賞。チョウの羽根を持つトンボをイメージした立体作品で、溶接や鉄板表面の削り方などの高い技術が評価された。

 このほか、8月に宮崎市で開かれる全国高校総合文化祭への出品作に、倉吉東1年木村早苗さんの立体「近未来コミック月刊マンガKING創刊号」など7点が選ばれた。木村さんの作品は、水泳の飛び込み競技を題材にした9コマの漫画を立体的に表現しており、来場者が関心を寄せていた。

(2010年1月14日 読売新聞)

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